亜種ってなに!?オミクロン株より危険!?オミクロン亜種「ステルス・オミクロン」について解説します!
亜種ってなに!?オミクロン株より危険!?オミクロン亜種「ステルス・オミクロン」について解説します!
今回のテーマは、「亜種ってなに!?オミクロン株より危険!?オミクロン亜種「ステルス・オミクロン」について解説します!」です。
一般に亜種というのは、subspeciesの訳で、独立した別の種とするほど違いは無いけれども違いは無いわけでは無いので区別する時に使います。
問題になっているオミクロン株の亜種というのも、オミクロンという名前とは「別のギリシャ文字を当てるほどの違いは無い」けれど、違いがあるから区別するために「亜種」として把握しています。
下位系統としてBA.1系統、BA.2系統、BA.3系統の3つがあり、BA.1系統はさらにBA.1.1系統に分かれて全部で4つあります。
オミクロン
┗━ BA.1系統
┗━━━ BA.1.1系統
┗━ BA.2系統
┗━ BA.3系統
ここまでならよくある話ですが、いまステルス・オミクロンという、また人を怖がらせるようなネーミングをされた亜種が登場しました。
これは、目に見えない何かなんでしょうか?何がステルスなんでしょうか?
結論から言うと、このステルス・オミクロン、日本ではステルスでもなんでもありません。PCR検査の方法次第ですり抜けるから、ステルス・オミクロンと呼ばれています。
なぜすり抜けるかというと、この亜種は、デルタ株にはある特徴が無くなっているので、デルタ株にフォーカスしたPCR検査では検知できないからです。
しかし、そもそも日本では、もっと周到なPCR検査を行っています。日本では、この特徴の変化の違いでデルタ株とオミクロン株を分けるという緻密な検査をしているので、両方とも検知できます。
この点で「ステルス」だからと言って、恐れる必要はありません。
もっとも、オミクロンが広がりすぎて日本では全数PCRせず、サンプリングでPCR検査せざるを得ない状態です。
亜種はさらに感染力が1割以上増しているのではというデータもありますので、気を付けなくてはいけません。
受容体結合部位 RBDに、ひっつく能力がぐぐっと上がっている手強い変異をしているのがオミクロンなので要注意です。
換気が不十分なところで大宴会をするといったことは、止めておきましょう。
また、マスクや手洗いなど対策は徹底し、バイタルデータをResQ AIでモニタリングし「不調なら休む」を徹底しましょう。
不調の特徴は、発熱、咳、だるい等です。不安な場合は、かかりつけ医に相談しましょう。PCR検査も全数受けられない今、あらためてResQ AIの導入を進めてください。
それではまた次回、ResQTalkでお会いしましょう!チャンネル登録、よろしくお願いします!
◆不調の特徴は、発熱、咳、だるい等。不安な場合は、かかりつけ医に相談しましょう。
◆今回の内容面は「IASR. 沖縄県におけるSARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)症例の実地疫学調査報告」に依拠しています。
2021年12月1日~2022年1月1日の県内のCOVID-19症例は400例、オミクロン株疑い例(L452R変異陰性)は159例、オミクロン株確定例(ウイルスゲノム解析により確定)は64例であった。37.5℃以上の発熱75%、咳60%、全身倦怠感52%となっています。詳細は以下でご確認下さい。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2488-idsc/iasr-news/10885-504p01.html
▼動画でご覧になる方はコチラ(3分17秒)
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