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<開催報告>「メンタルリスク予測AI」の実用化に向けた社会実証プロジェクト最終報告会! 3/20月・Hatch Technology NAGOYA

230320_お知らせ_ハッチミーツで講演最終報告

アドダイスは、名古屋市の先進技術社会実装支援プログラム「Hatch(ハッチ) Technology NAGOYA」の中のネットワークコミュニティ「Hatch Meets(ハッチ・ミーツ)」において、昨年7月より、障がいある方の就労支援を行う一般社団法人あいち福祉振興会様と共に、社会実証プロジェクトに参加しています。

<プレスリリース>アドダイス、あいち福祉振興会と共に、障がいある方の就労支援施設において「未病AI」の社会実証を実施!(2022.06.29)

昨年8月には、始まったばかりではありましたが、社会実証について中間報告をさせていただきました。
<開催報告>心身状態の「観える化」でより良い就労支援を目指して!「未病AI」社会実証、中間報告 8/19金・名古屋ハッチミーツ第4回ミートアップ(2022.08.22)

その後、実際に就労支援を受けているご利用者様、またあいち福祉振興会のスタッフの方にウェアラブルIoTを装着いただき、ヘルスケアAIによりこころと身体の見守りの実証実験を続け、検討を重ねて参りました。

実証実験は、3月末でいったん区切りを迎えます。そこで3/20月、その最終報告会が開催されました。

4月からも引き続き、AIによる見守りを継続したい

まずあいち福祉振興会代表の中島様よりご挨拶をいただきました。

「アドダイスさんのスマートウォッチを、うちのスタッフとご利用者様に装着していただき、メンタルヘルスの見守りを行って来ました。実際にストレスが高くなった時など、声掛けやアドバイスのタイミングをはかる参考となっています」

そして4月以降も継続していくことをぜひ検討して行きたい、とのお話をいただきました。

あいち福祉振興会 代表理事 中島様

あいち福祉振興会 代表理事 中島様(右)

こころと身体を24時間365日見守る、「メンタルリスク予測AI」の実用化に向けて

中島様のお話を受け、アドダイスの代表取締役CEO・伊東大輔よりプロジェクトの最終報告をさせていただきました。
「心身の状態は周りの人から見えません。利用者への支援は主観的印象に頼っているという問題があります。私たちの解決策の仮説は、24時間365日の心のリスクの変動をAIで数値化し、ご本人と見守り手と共有すれば的確な支援ができるようになる、ということです。

HM最終報告(2023.3.20)あいふく様×アドダイス.pptx-(2)

これによって、こころのリスクを客観的な数値として提示、見守っている周りの人から装着者の心身の状態を可視化して、実際にご覧いただきました。ストレスが多い作業はやめて、ストレススコアが低い値に止まるような作業に切り替えるといった判断などが的確にできるようになると期待しています。

「11月13日の名古屋市Hatch Technology Fes.2022にて、市民向けの広報活動も実施しました。スマートウォッチ、スマホ、モニタリング作業をするパソコンを用意し、市民に体験して頂きました。小さなお子様にも、そして河村名古屋市長にもお試しいただきました」
名古屋市「Hatch Technology Fes.2022」出展レポート ~ヘルスケアAI「ResQ AI」を体験してみよう!(2022.11.18)

「私たちはメンタルリスクスコアを4月上旬にリリース予定です。目に見えない心のリスクを観える化することで、的確な支援が可能になるのではと考えており、今後もあいふく様との実証継続を検討させていただいております。実証参加者様には、バイタル、リスクスコアのアラートの発報時間、回数などをシートでご報告予定です。どのような時間に注意が必要か、どんな時に気持ちが落ち込むかについて面談をサポートをするシートとする予定です」
HM最終報告(2023.3.20)あいふく様×アドダイス.pptx-(2)
「また今後は、医療機関、製薬企業、就労支援施設、中小企業、産業医などそれぞれの皆さまとも、実証のご提案をさせていただきたいと考えています。心の問題に悩む一般ユーザーへのトライアルユースを後押ししていただける、健康経営に関心の高い、企業様・自治体様を探しています。
HM最終報告(2023.3.20)あいふく様×アドダイス.pptx-(4)
心の問題での休職や復帰は、周りの人の協力が不可欠ですが、心は見えないため皆さん困っていると伺っています。心のリスクを観える化することで、的確な支援が可能になるのではと考えております。是非、ご一緒させてください!」

中島様、伊東のプレゼンテーション後、名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部 スタートアップ推進室(兼)人材育成・情報発信部門 副室長 主任URAである小西 由樹子様より、以下のようなアドバイスをいただきました。

心に障がいのある方の就労支援のため、可視化されたストレスで、ストレスの高い仕事を避けるという取り組みですが、今後は精神疾患のある方以外にも使えるようになるといいと思います。例えばいま問題になっている離職率の低減、子どもの不登校など。一緒に住んでいる家族でさえ、こころの様子は見ることができません。幼い子など、習い事に行きたがらない時、本当に行きたくないのかどうかのか?など親でもはかりかねます。実用化されれば、皆の幸せに貢献するのではないでしょうか

また司会の市川様より、「福祉施設において、レクリエーションの効果を可視化できるニーズはあると思います。あいふくさんのような就労支援施設以外にも、様々な福祉施設で展開ができるのではないかと思います」とコメントをいただきました。


ResQ AIは、アドダイス独自のAI技術「SoLoMoN® Technology(ソロモン・テクノロジー)」に基づく、健康・医療のAIです。

「リスクスコア」を算出し、「リスクを定量化して扱いやすいものにする」というアドダイス独自の技術をメンタルヘルスに役立てます。

センサーデータをクラウドのプラットフォームに集約、SoLoMoN AIで常時モニタリングしつつ複合的にAI解析し、様々なリスクの高さを表現する「リスクスコア」を提示します。「リスクスコア」が一定値を超えた場合は、アラートを自動で発報する仕組みで、アラート発報のさじ加減(厳しめ/甘め)は、現場スタッフ自身の手でAIを操作し、簡単に調節が可能です。

アドダイスではすべての人のWell-beingを実現する「ライフスタイル医学AI®」の実現に向けて進んで参ります。今後の取り組みに、ご期待ください。
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あいち福祉振興会と共に、障がいのある方の就労支援施設において「未病AI」の社会実証を実施!(2022.06.29)
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