2021年3月期決算会社の定時株主総会での新型コロナウイルス対策の論点
来月6月は数多くある3月決算企業の定時株主総会が開催されます。
大混乱を来していた昨年と違い、感染対策が浸透してきました。
東京証券取引所の発表によると(*)、招集通知の早期ウェブ開示・早期発送を行う会社は、74.1%と過去最高の水準です。
一方で、バーチャル総会の開催を予定している会社は、14.0%と、昨年と比べて8.8%増加していますが思ったより少ないなという印象です。
新たな世界に必死で適応しようとする企業と、手を打たない企業とでは、こうしたところにも差が付いてくるのではないかと感じました。
機関投資家からは今年も新型コロナ対策が論点になる可能性があります。
特に現場の従業員の仕事を完全にリモートワークにすることが難しいセクタや、従業員の人数が多い企業では対策が問われる可能性があります。
従業員の健康と安全は、BCPの観点から重要であることは言うまでもありませんが、ESGの観点からも重要です。
リモートワークの推進度合いや、感染チェック体制、ワクチン接種の際に有休休暇を積極的に認めることなどがポイントになります。
ワクチン接種を基本とし、マスク・手洗い・三密除け・
ResQ Bandを身につけて体調をモニタリングしAI/IoTで不調をキャッチすることを、パンデミック時代の企業スタイルとして採り入れていることを積極的にアピールして頂ければと思います。
(ResQ Bandについて詳しくは以下をご覧ください)
不調なら家から出ない、
自社サービスの利用者にも来所をご遠慮いただく
といったことが当たり前のように実践される社会の実現を後押ししている企業、
そうした企業を投資家の方にも応援して頂きたいと考えます。
健康管理が自分のためだけではなく社会を守るためにも大事な時代です。
そのような動きに順応し後押しする会社こそ次の時代にもしなやかにたくましく生き残るのではないかと考えます。
「従業員が今、健康なのか不調なのか?」に会社側も配慮することは社会の健康につながり、企業の持続的な成長につながっています。
不調をキャッチするResQ Bandを身につけて、自分を大事にし一緒に社会を守りましょう。