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小池百合子知事がBerkeley SkyDeck訪問。東京そして日本のスタートアップエコシステムの今後に期待

2024.05.13
2024.05.14

「小池百合子都知事がBerkeley、SkyDeck訪問」のニュースに触れて

つい最近、Linkedinの投稿を見ていたら、Berkeley SkyDeckの以下の記事を見つけました（英文）。
Tokyo Governor’s Office-Koike Yuriko and JETRO – Japan External Trade Organization for a great discussion on Japan’s innovation and entrepreneurship initiatives yesterday!

2024年5月5日～9日に、東京都知事・小池百合子氏がロサンゼルスに出張し、JETRO（日本貿易振興機構）の方と一緒にBerkeley SkyDeckを訪問されたという記事です。

残念なことに、日本国内ではこのニュースはあまり報道されていませんでした。

私は2022年秋、JETROの推奨をいただき、この世界最高峰のアクセラレータプログラム「Berkeley SkyDeck」に参加して２ヶ月を過ごしましたが、その日々は大変有意義なものでした。SkyDeckで学んだこと、経験したこと、培った人脈は、いまのアドダイスに大きな良い影響を与え続けてくれています。

日本は、スタートアップ醸成に関しては米国の後塵を拝していると言われていますが、小池百合子都知事がBerkeley SkyDeckを訪問されたということに、大きな意義を感じます。

折しも今、東京では「Sushi Tech TOKYO2024」が開催中です。東京都としても力を入れている様子が良くわかります。この流れを見ていると、近い将来、東京でも、日本でも、スタートアップエコシステムに大きな変化が起こる可能性を感じます。そしてBerkeleyでの日々を思い返し、期待に胸が高鳴ります。

日本のスタートアップエコシステムの課題

もちろん、日本のスタートアップエコシステムがさらに発展するためには、いくつかの克服しなければならない課題があります。

まずスタートアップへの投資環境の改善、投資する側の意識変革が必要です。日本の投資家は、リスクをとることに対する抵抗感がまだまだ強いと感じます。既成概念の枠を超えた革新的発想や技術を持ち、自ら社会を変えよう！という意気込みを抱く者への投資と支援こそが、次の時代を切り拓く力になります。政府、自治体、企業が、スタートアップに対する投資を促進する仕組みを整備することが必要です。

次に、起業家精神を育成する教育環境の整備が重要です。日本の教育システムは、特に公立の学校においてはまだまだ従来の終身雇用的就職重視の傾向が強く、起業を志す若者への支援が不十分です。起業家精神を育む教育プログラムや、起業家向けの教育支援施設の整備が必要です。東京の豊洲などに有名な子ども向け職業体験施設がありますが、これの起業家版があっても良いのではと考えたりします。

さらに、スタートアップと大企業との協業を促進する取り組みも重要です。大企業は資源やネットワークを持っており、スタートアップにとっては大変貴重なパートナーとなり得ます。政府や業界団体が、スタートアップと大企業との連携を促進するプログラムを展開することが望まれます。

私は日本が、東京都が、これらの課題を克服し、国際競争力のあるスタートアップエコシステムを築いていくことができると感じています。今後、東京で、日本で、多くの若い世代が起業家として立ち上がり、夢を抱き、果敢にチャレンジを続け、成功を収めていってほしいと願わずにはおれません。
スタートアップの挑戦

自律型AIプラットフォームで社会課題の解決に挑戦し続けます！

私たちもまた、AIのスタートアップとして挑戦、また挑戦の日々です。多くの方の支援を受け、ひたすら走り続けてきました。ご支援いただいた皆様には、感謝の念が堪えません。そしてそれと同時に、さらなる目標に向けてまだまだ走り続けて参ります。

エネルギー問題のような環境負荷、そしてメンタルヘルスといった心身負荷の解決が、もはや人の手に負えなくなってきています。これらの問題が社会の持続可能性に暗雲を投げ掛けていること、ひずみを生じさせさらに負荷をあげてしまっています。

アドダイスは、SoLoMoN Technologyの「予兆制御®」技術でこれらの課題解決に挑戦し、持続可能な社会づくりを支えるサスティナブルAIのプラットフォーム構築を目指しています。アドダイスは、人の自律神経のような「自律型AI」で、これらの社会課題を解決します。
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