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健康見守りResQ AI、山梨県実証実験サポート「事業成果報告会」レポート

アドダイスは2022年4月、山梨県が実施する「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」第2期募集に採択。その後、山梨県内の自治体および企業において、「健康見守りAI」の実証実験を行って参りました。そして10/11(火)、これに関する成果報告会が、山梨県の主催で開催されました。

第2期採択の6社、揃っての公開成果報告会

成果報告会は、2022年10/11日(火)14:00~17:00、「山梨地域づくり交流センター(甲府市丸の内2丁目35-1)および、オンラインによるハイブリッドで開催されました。開催は事前に告知され、誰でも参加できる開かれた報告会でした。
本成果報告会に関する山梨県プレスリリース(PDF)

この事業の第2期公募では、応募総数37社の中から、アドダイスを含む6社が採択されています。この6社が、それぞれ10分間のプレゼンテーションと質疑応答を行いました。

山梨実証実験成果報告会レポート_山梨地域づくり交流センター

会場となった山梨地域づくり交流センター(甲府市)

当日は、山梨地域づくり交流センターの会場、また各地の参加者をつないで、zoomで行われました。
山梨県実証実験成果報告

以下は、当日のプレゼンテーションより抜粋させたいただいた内容です。

アドダイス成果報告概要

今回の実証実験では、ResQ AIの効果検証と今後の課題抽出を目指し、2つの取り組みを行いました。
ひとつは「ステップ1」として勤労世代への浸透をはかるうえでの効果検証、もうひとつは「ステップ2」として高齢者の方に浸透を図るうえでのオンラインの壁を突破するための実証です。
山梨県実証実験成果報告スライド9

勤労世代での実証

ステップ1の勤労世代として、山梨県内の2つの企業様にご協力いただきました。株式会社アルプス様と、豊前医化株式会社様です。2社合わせて、合計40名の方に参加いただきました。

ステップ1の目標は2つあり、まず1つ目は「日々のバイタル測定と健康セミナーを実施して意識を高めること」、2つ目は「有償でのサービス提供に踏み込めるか」の検証です。

結果として、株式会社アルプス様では、健康セミナー(以下図の赤線の部分がセミナー開催日)開催後の歩数が、550歩増加しています。
また豊前医化株式会社様では歩数の増加は観られなかったものの、実証実験への参加者が増加しました。
終了後のアンケートでは、2社あわせて約3割の方が、こういったサービスは有償でも使用したいと期待をよせていただきました。
山梨県実証実験成果報告スライド13

また2社の皆さまより、アンケート、ご面談などを通じて改善すべき点などご要望をたくさんお寄せいただきました。中でも、「アラートの出方を改善して欲しい」は「データ同期をもっとスムーズにできるように」という点は、すでにシステム改良により実装、ご提供しております
その他にも、今回いただいた貴重なご意見は、今後のサービス改善、開発に取り入れて参ります。

高齢者の方への浸透

ステップ2として、山梨県中央市にご協力いただき、地域の高齢者の方の健康見守りを行いました。ステップ2の目標も2つあり、まず1つ目は「一日の歩数が週平均3,000歩以下の方にメールで通知を行い、行動変容を促すこと」、2つ目は「有償でのサービス提供に踏み込めるか」の検証です。
山梨県実証実験成果報告スライド15

結果として、平均歩数については3週目がピークでしたが、その後は継続しない方が増え、離脱者も増えてしまいました
山梨県実証実験成果報告スライド16

最終的には、約3割の方が「有償でも使いたい」と期待をお寄せいただきました。
山梨県実証実験成果報告スライド17

この中央市での取り組みについては、YBS山梨放送夕方のニュースで特集いただきました。「持病があり気をつけて生活しているので、こういうものがあれば目安になる」「ひとり暮らしなので不安もあるが、自分の健康状態がわかるので良い」といったお声を頂戴しました。(放映内容はYouTubeでご覧いただけますので、是非ご覧ください)
【特集】AIを活用-高齢者の健康見守る-最新技術が健康状態を解析
【特集】AIを活用-高齢者の健康見守る-最新技術が健康状態を解析_Moment(13)

山梨放送YouTubeチャンネル「【特集】AIを活用 高齢者の健康見守る 最新技術が健康状態を解析」を見る

全体をふり返って…実証実験の考察

期待していた効果として、「実証中に収集したデータの実績値を解析し、平均歩数の改善効果がみられるか?」また「有償でも使いたい方が3割を超えるか?」という点がありました。

結果、有償希望者は目標の3割にわずかに届きませんでしたが、以下の2点を得ることができました。
①サービスの根底にある「見守り合い」に価値を感じている人がいること
②「健康への啓蒙」「呼びかけ」などの予防介入の効果は見込めること

また今回の実証実験では、山梨県より、自治体や企業のご紹介、打合せ参加、ユーザー様への説明や支援など、多岐にわたる細やかなサポートをいただきました。新しい技術の検証と言うのは、企業からユーザー様に直にお願いすることは、説明がなかなか難しい部分もあります。しかし今回は山梨県様が間に入っていただいたことで、大変スムーズに行うことができました。

実証実験で抽出した課題は、直ちに改善に取り組んでいます。アラート通知をまとめる機能は、9/29にすでに実装しました。今後は、メールに代わるコミュニケーション機能実装、リスクスコアの提示方法改善に取り組んで参ります。

現在の標準的な医療というのは、日本人一億人、世界の72位億人からサンプルを抽出し、「サンプルが全体を代表している」という考えです。標準的でない特異な人の個別ケアは切り捨てられているのが現状です。
山梨県実証実験成果報告スライド24

アドダイスのSoLoMoN®テクノロジーに基づくAI技術を使うと、その人に則した学習、その人に則した適応ができるようになります。アドダイスのAIは、スタートは時は事前に学んだAIから始めますが、継続していくうちに特定個体のデータそのものから学習し、「その人だけ」の究極の個別カスタマイズAIに成長発展します。こういったAIを皆さんの下に届けて行きたいと考えています。
山梨県実証実験成果報告スライド25

株式会社アルプス様より

実証実験に参加された、株式会社アルプス、代表取締役社長・金丸滋様よりコメントをいただきました。

弊社は店舗を展開している企業で、従業員30名に、夏場の繁忙期にウェアラブルIoTを装着してもらいました。
当社の目的とする「健康管理」のためと言うのももちろんなのですが、職場環境の改善についても、課題を突き付けられた実証実験でした。

厨房などで働いている方は、とにかく「暑い」のですが、それをResQ AIのアラートによってあらためて知ることとなり、皆過酷な状況で働いているということがわかりました。

また自分自身もウェアラブルIoTを装着していますが、寝ている間に血中酸素濃度が低くなると…アラートが来るんですね。なんでかな?と思っていて、健康セミナーでの説明を受けて、「睡眠時無呼吸症候群」の可能性があると。寝ている間のことは自分ではわからないので、そういう気づきもありました。また員にも複数名、同じおそれのある人が見つかりました。

こういうものをつけることによって、わからないものがわかってくる、というのは確かにあると思いました。

また意識改革という点で、この実験に参加する前より後のほうが、皆の健康に対する意識があがったという実感があります。会社としても従業員の健康管理や生産性の向上に、非常に有意義であったと思います。

金丸様、ありがとうございました。

成果報告会の様子は、山梨県のサイトでも詳しく紹介されています。あわせてご覧ください!
やまなし未来創造インフォメーションサイト<事業成果報告会レポート記事>

山梨県におけるアドダイスの取り組みをすべて見る

ResQ AIは、アドダイス独自のAI技術「SoLoMoN® Technology(ソロモン・テクノロジー)」に基づく、健康・医療のAIです。このたびの実証実験を通じて、アドダイスでは今後もResQ AIの精度向上、改良に努め、すべての人のWell-beingを実現する「ライフスタイル医学AI®」の実現に向けて進んで参ります。今後の取り組みに、ご期待ください!

ResQ AIは全国各地で実証実験を展開中!

ResQ AIは、国内外で数々のイノベーションチャレンジ、アクセラレータープログラム、各種プロジェクト等の採択を受けています。現在、全国各地の大学、研究機関、病院、自治体、他企業と連携し数多くの実証実験を展開中です。
<ResQ AI採択実績>
山梨県中央市および株式会社アルプス、豊前医化株式会社と共に、県民の健康寿命延伸を目指して「健康見守りAI」の実証実験スタート!(2022.07.08)
あいち福祉振興会と共に、障がいのある方の就労支援施設において「未病AI」の社会実証を実施!(2022.06.29)
静岡県立大学「地域みらいづくりフェロー」認定(2022.6)
科学技術振興機構(JST)「COI加速支援プログラム」採択(2022.04)
山梨県「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」第2期採択(2022.04)
SMBCグループ「未来X」住友生命保険相互会社より「Well-being賞」を受賞(2022.01)
(株)八神製作所「YAGAMI Human Care Pitch 2021」採択(2021.12)
JICAおよび米州開発銀行グループIDB Lab オープンイノベーションチャレンジ「TSUBASA」採択(2021.11)
IDB、米州開発銀行「高齢化する社会の課題解決策のコンテスト」選出(2021.11)
CEATEC2021スタートアップピッチコンテスト、オーディエンス投票で1位入賞(2021.10)

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