Founder Instituteのヘルス&ウェルネスピッチイベントに登壇しました!
スタートアップの聖地、シリコンバレー発には数多くのスタートアップアクセラレータが存在しますが、その中でも世界最大級のグローバル・アクセラレーターが、2009年創設のFounder Institute (FI・ファウンダーインスティテュート)です。
6/22(木)、Founder Instituteが主催するピッチイベント「BUILDING THE FUTURE OF HEALTH AND WELLNESS 健康とウェルネスの未来を拓く」がVentureCafe東京(東京都港区虎ノ門)に、幸運にもお話の機会をいただいて参加してきました。
ヘルス&ウェルネス業界のシード、スタートアップのためのイベント
超高齢化が、日本だけの現象ではないことは皆さんご存じかと思います。確かに日本は、超高齢社会として世界の先端を走っていますが、アメリカ、韓国、中国、イタリア、ドイツ、ギリシャ等々、65歳以上の人口比率が増加傾向にある国は数多いです。
長寿となると、関心が高まるのが「健康」です。誰もが、少しでも長く、こころも身体も健康な人生を送りたいと願うからです。
またいま、時代が転換点に突入しています。IotやAIといったテクノロジー、あらゆるものがインターネットとつながりビッグデータが資源となって社会を動かしていく時代…「第4次産業革命」とも称されていますが、このテクノロジーは当然ヘルス&ウェルネス分野にも様々な可能性を拓いており、「ヘルステック」と呼ばれています。
イベントの詳細は、会場となったVenture Cafe東京のサイトに譲るとしまして、アドダイスもこのヘルステック分野のスタートアップとして、登壇の機会をいただいた次第です。
米国での「ヘルスケアAI」展開についてお話ししました!
ピッチでは、簡単な自己紹介の後に以下のような内容をお話させていただきました。
「アドダイスは、SoLoMoN® Technology(特許第6302954号)を基盤とし、24時間365日、モニタリングと解析を行うAIプラットフォームを開発しています。これはヘルスケアはもちろん、省エネ、脱炭素に取り組む産業分野でも実績があります。
現在、アメリカでは5,300万人、つまりアメリカ人の5人に1人がこころの健康を損ない、ケアを受けています。そしてまもなくこれは、「4人に1人」になると見込まれています。
一方、こころの健康を損ねた人をケアするセラピストの数は、たったの1万8000人です。ケア提供者が圧倒的に不足しており、患者の見守り、ケアは十分ではありません。特に、25歳以下の若年層において患者の増加が著しく、社会問題化しています。
またセラピストは、24時間365日、患者につききりで見守るわけにはいきません。患者に会い、様子がわかるのは例えば週に1回のカウンセリングなら、たった1時間です。24時間×7日=168時間のうち、167時間のことはわからないのです。
アドダイスは、24時間365日、こころと身体を見守るAIプラットフォームの提供により、患者のこころの状態を可視化し、より良いケア、より効果的なケアを実現するソリューションを米国で展開しようとしています」
集まったお客様は、ヘルステック分野に関心がある投資家の方、医療・健康関係の方、関連企業の方など、様々な方面の方がいらっしゃいました。終了後、たくさんの方とお話しでき、情報交換の機会もいただきました。大変有意義な参加となりましたこと、主催者の皆様、参加者の皆さんに御礼申し上げます。