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アドダイスCEO・伊東大輔のブログ

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【CEATEC 2021 ピッチコンテスト入賞講演】人工生命時代のAI基盤をつくる

2021年10/19火~22金まで開催された、CEATEC 2021 ONLINE。この中で、Plug and Play Japanが主催するスタートアップ向けのピッチコンテストが、10/21,22の2日間にわたり開催されました。 アドダイスは2日目の10/22金に登壇、即日オーディエンス投票が行われ、アドダイスは2日目において1位を獲得いたしました。

これも日頃から応援してくださる皆様のご支援、ご協力の賜物と、深く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。この受賞を機に、次のステップへと飛躍すべく、一丸となって取り組んで参ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

講演の模様はYouTubeでご覧いただけますが、こちらのブログでは文字起こし版でお届けします。

CEATEC 2021 Plug and Playピッチコンテスト10/22

 株式会社アドダイス「人工生命時代のAI基盤をつくる」

アドダイスは『人工生命時代のAIプラットフォームづくり』に取組んでいるAIスタートアップです。


私はCEOの伊東です。MITのリサーチャー、東大の医療研究者などが集まっている会社です。


やっていることをざっくり言うと、私たちは特許技術SoLoMoNテクノロジーを使い、ゲージのツマミでAIを見える化しています。


アカウント発行後ログインをすれば、すぐAIを利用し、DXをスタートできるので、 導入実績が続々と増えています。


製品で言うと画像検査向けのHORUS AIが旭化成グループの検査工程でも導入されました。


AIで産業構造を塗り替えるAIサプライチェーン構想を提唱しておりまして、鉄道での監視や、施設の制御でも利用されています。


技術的な特徴を具体的に言うと、特許技術を使いゲージのツマミ、このスライダーで、AIの判断過程を見える化し、自分好みの許容範囲にAIを躾ける技術体調不良者がいることを必特徴です。ユーザーはゲージで指示するだけでAIをチューニングできます。


新型コロナを機に、医療とAIの知見を活かし、最新テクノロジーで対抗し、命を守り、社会を守るために、COVID-19-ResQプロジェクトを立ち上げました。


その成果として、企業や団体がクラスタ対策に取り組める腕時計型ウェアラブルIoTを活用したクラスタ対策ソリューションを開発しました。


日経新聞でも特集記事で大きく取りあげられました。


『IPOのタマゴ』で期待のデジタルヘルスケアとしてご紹介いただきました。


どのようなものかと言いますと、 1)腕時計型ウェアラブルIoTのResQ Bandを装着し、スマホとペアリングします。


2)クラウドAIで見守りたい人達のデータを集中管理します

今まで個人任せだった健康管理を組織が積極的に受け持ち、皆で見守ることが重要です。装着者の健康データを関わりのある機関と共有し、アラートは関係者に自動で通知します。


国内の実証実験は25箇所に達し、海外でも利用が始まりました。
(有償償無償、個人法人合わせて、国内のトライアルユースは25箇所)


IoTによる単純なデータ共有だけでなく、AIがリスクを予測します。


東京大学医科学研究所診断科科長の大田准教授が医療面を監修しています。


利用事例のご紹介です。愛媛県久万高原町の町立病院では発熱外来の対策として、住民を見守る実証実験にご利用いただいています。


手首ではなく足首に装着してご利用いただいているケースもあります。 海外でも利用が始まっています。

「不調なら、休める」社会に

新しい考え方を常識にしたいと考えています。「不調なら休める」社会に、という考え方です。


なぜ、その考え方が大事なのかと言いますと、人が無理した結果、⇒クラスターが発生し⇒生産性が落ち⇒社会のコスト増になるからです。


良かれと思って無理したことがアダになって、かえって大きなコストが発生してしまいます。

個人任せで野放しにせず、自己責任として突き放さず、本人が気付いていなくても周りが仲間の不調に気付き、お互いに見守り合う必要があります。


体調不良者がいることを必要な関係者に観える化すれば、懲罰的な営業停止を避けることができます。

2022年、1年後には、健康データをコミュニティで共有し仲間を見守り合う

不調に気付いてもらえる仕組みが普及し「不調なら、休める」を新しい常識にしたい、と考えています。

もう1つお伝えしたいことがあります。
目の前の感染制御に加えて、それ以外の文脈で昔から考えて来たことについてもお話しさせて下さい。
私たちは、人を単調な労働から開放し、健康を謳歌できるようにしたいと考え、産業向けにAIサプライチェーンを、ヘルスケア向けにライフスタイル医学AIを提唱しています。


病気になる前の未病の状態で健康に踏みとどまり健康のまま長寿を実現するためにAIを活用したデジタルヘルスケア、それがライフスタイル医学AIです。医師と薬で2000年以上変わらなかった ヘルスケアに革命を起こします。


いったん、大病を患ってしまうと 完全に健康に戻るのは難しいです。病気になる前の未病の状態で引き返せるように、 装着者が自分では気付いていない不調も AIが代わりに見守り、前もって気付く仕組みの普及に取組んでいます。


以前から取り組んできた、がん診断支援に加えて、これから、精神疾患、認知症、心疾患にカバー範囲を広げていきます。

最後になりました。
ありとあらゆるところにセンサーが張り巡らされていくスマートシティには、人間の自律神経と同じように 裏方として人間社会を支える自律型AIが必要です。

安心安全な人工生命時代を実現するアドダイスを応援して下さい!よろしくお願い申し上げます。

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