アドダイスのヘルスケア人工知能サービスResQ AIが、JICAおよび米州開発銀行グループ・IDB Lab共催のオープンイノベーションチャレンジ「TSUBASA」に採択!
(株)アドダイス(本社・東京都台東区、代表取締役CEO・伊東 大輔)は、2021年11月24日、同社の自律型AI技術SoLoMoNテクノロジーに基づくヘルスケア向け人工知能サービス「ResQ AI」が、独立行政法人国際協力機構(JICA/本社・東京都千代田区、理事長・北岡 伸一)、および米州開発銀行グループのIDB Labが共催する「オープン イノベーション チャレンジ TSUBASA」に採択されたことを発表いたします。
TSUBASAとは
TSUBASAとは、「Transformational Start Ups’ Business Acceleration for the SDGs Agenda」。革新的な発想、高い専門性を持つスタートアップの中南米・カリブ海地域での展開を支援すべく、独立行政法人国際協力機構(JICA)、および米州開発銀行(Inter-American Development Bank)グループのIDB Labが共催するオープンイノベーションチャレンジです。
オープンイノベーションチャレンジ TSUBASA 2021
公募期間:2021年10月14日~11月1日 12:00(JST)
選考:2021年11月初旬
(参考)JICA・TSUBASAサイト / TSUBASA応募専用サイト(応募〆切済)
中南米・カリブ海地域の社会課題を解決する「ResQ AI」
アドダイスは、独自技術「ソロモン・テクノロジー(特許第6302954)」に立脚した自律型AIソリューションで、社会課題の解決に挑むスタートアップです。
ResQ AIは、リストバンド型ウェアラブルIoTを活用した健康AIソリューションとして、すでに国内では愛媛県久万高原町町立病院における発熱外来の円滑化などクラスター対策と地域の高齢者の健康見守り、製造業など現場業務のクラスター対策、運輸業におけるドライバーの健康見守りなどに導入実績があり、今後も健康経営、クラスター対策に関心の高い企業・団体への普及を見込んでいます。
同地域は、コロナ禍によって貧困層の拡大や高齢者の孤立など深刻な社会課題を抱えており、今回採択された「ResQ AI」は、これを解決する革新的なソリューションであると評価いただき、採択に至りました。なお今回のチャレンジには、世界中から23社からの応募があり、うち8社が採択されたとのことです。
コミュニティから分断された高齢者を支える
同地域では急速な高齢化が進展しており、ロックダウンで医療や介護のコミュニティから高齢者が分断され、その結果フレイル・老衰が加速してしまうなどの課題を抱えています。ResQ AIは、孤立する高齢者を医療、介護サービスと連携して見守り、分断を解消します。
TSUBASA採択後の展開
アドダイスは、本年9月にはJAICAサンパウロ事務所の推奨でブラジルのオープンイノベーションイベントで講演、さらに10月にIDB Labが実施する「シルバーエコノミーチャレンジ(高齢化する社会の課題解決策コンテスト)」において、日本のスタートアップとして唯一、選出されるなど、中南米・カリブ海地域市場への展開を行って参りました。
今回TSUBASAに採択されたことで、この展開にさらに弾みがつくことは間違いありません。JICA、IDB Labと連携しつつ、同地域の社会課題解決に向けて、今後とも取り組みをを続けて参ります。
SDGsの達成に向けて
ResQ AIは、SDGsの3番目「すべての人に健康と福祉を」の達成を目指すソリューションです。Withコロナの時代、自己責任に任せず、AIを活用し健康を見守り合い、誰もが健康で長寿を楽しめる世界の実現に貢献しています。
以上
<参考資料>
独自技術「ソロモン・テクノロジー」と「自律型AI」
アドダイスは、独自技術「ソロモン・テクノロジー(※特許第6302954)」に基づき、学習し成長を続ける自律型AIソリューションををSaaS形式で提供しています。「自律型AI」とは、熟練者の技と判断を学習と進化を繰り返し、あたかも人の自律神経のようにふるまうことができるAIです。するスタートアップです。アドダイスが提供する自律型AIソリューションは、製造、運輸、養蜂、健康、医療など各分野で高い成果を上げています。
株式会社アドダイスについて
社会が直面する問題をITで解決し、普及に取組み、新時代のテクノロジーを社会実装するべく、AIデータサイエンティストと医師らによって設立されました。ソロモン・テクノロジーから生み出すAIソリューションで、様々な社会課題の解決に挑戦しています。
・アドダイスの中南米地域展開に関しては以下もご参照ください。
「コロナ禍における高齢者ケア」というグローバルな課題に応えるために
プレスリリース【9/28火】アドダイス、JETRO推奨企業としてコロナ禍の南米市場に、健康管理と医療のAI<ResQ AI>を紹介!
メディア掲載情報 電波新聞に、「ResQ AI」ブラジル展開の記事を掲載いただきました!
【OiWeek】LIFESTYLE AI PROVIDES THE ULTIMATE INDIVIDUAL CARE
・健康・医療のAI「ResQ(レスキュー) AI」については以下をご参照ください。
【プレスリリース】アドダイス、愛媛県・久万高原町立病院と共に「バイタル測定スマートウオッチ+AI」を活用した健康見守りの実証実験をスタート!
<会社概要>
株式会社アドダイス
代表者:伊東大輔 代表取締役CEO
住所:本社 〒110-0005 東京都台東区上野5-4-2 IT秋葉原ビル1階
SoLoMoN Labo 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-3-6 MKビル3F
設立:2005年(平成17年)
事業内容:人工知能を用いた業務管理サービスの提供・導入支援コンサルティング
ゲージのツマミ(スライダー)でAIを調整できる「SoLoMoNテクノロジー」に基づくAIサービスを提供しています。環境の中で振る舞う個体の予兆制御する独自特許AI技術(特許6302954)です。個体および周辺環境についてのセンサーデータ、および人の観察と介入のデータを総合しAIで継続的に追加・再学習しながら個体および環境を予兆制御する技術です。
【生命AI】・健康管理向けのResQ AI・生物の飼育管理 養蜂向け BeeSensing
【産業AI】・画像解析に特化したHORUS AI・施設管理向けのSeeGauge
【お問い合わせ先】
株式会社アドダイス
メール press@ad-dice.com
お電話 090-5524-0663(担当・伊東)