【レスキュー・トーク】07_重症度・重症化リスクのAI解析
WITHコロナ時代のイノベーション
重症度・重症化リスクのAI解析
コロナで様々な変化が起きていますが、暗いことだけではありません。
私たちのCOVID-19-ResQプロジェクトでも、すごい技術の研究・開発が続いています。
今日は、重症度・重症化リスクをAIで解析する取り組みの意義をご説明します。
今どのくらい重症なのかな??という重症度を解析するAI技術の研究、これはなぜ必要なのでしょうか?
色んな理由があるのですが、ひとつには、もともと人の脳はパターン認識は得意だけれど、量を数字で評価するのは苦手という特徴があります。
それに対して、AIはそういうことが得意です。
たとえば、この拳。
握りこぶしだなというパターン認識は、A先生でもB先生でも共通認識が得られます。
しかし、これが何立方センチなのかは、A先生のいう数字、B先生のいう数字がばらばらに分かれてしまいます。
重症度・重症化リスクも、数字で客観的に評価することは人が行うよりAIが向いているのです。新型コロナ以外でも利用出来る医療AIの技術です。
憂鬱なことも多いコロナ時代ですが、凄いイノベーションの種が育ち始めています。
将来が楽しみですね。
それではまた次回、ResQTalkでお会いしましょう!チャンネル登録、よろしくお願いします!
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