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アドダイスCEO・伊東大輔のブログ

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JR東日本・電気SIO「きさらぎ会」にて講演させていただきました!

きさらぎ会講演風景3

2024年2月28日(水)、JR東日本・電気SIO様の「きさらぎ会」にて講演

JR東日本・電気システムインテグレーションオフィス「きさらぎ会」とは

2024年2月28日(水)、私はJR東日本・電気SIO様の「きさらぎ会」にて講演させていただきました。会場および仙台などからオンライン参加の方、あわせて130名もの皆様の前でお話するという、大変貴重な機会でした。まずは招待いただいた電気SIO様、そしてご準備くださった関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。

まずは「きさらぎ会」についてご紹介させて下さい。

アドダイスは昨年、JR東日本スタートアップ株式会社による課題先行型マッチングイベント「STARTUP PITCH#4」、および「JR東日本スタートアッププログラム2023春」採択を受け、現在、JR東日本管内における「電気融雪器」の省エネ運用のプランの実証実験に取り組んでいます。
詳細記事⇒JR東日本スタートアッププログラム2023 春DEMO DAYレポート~自律型AIによる電気融雪器省エネ運用プランをプレゼンテーション

電気融雪器とは、レールのポイント部分が雪などで凍結しないよう温める装置です。この省エネ運用や設備スリム化など、既存の枠を超えたイノベーションに積極的に取り組んでいるのが、鉄道電気の専門家集団である「電気システムインテグレーションオフィス(電気SIO)」です。

JR東日本電気融雪器

電気融雪器

そして「きさらぎ会」は、電気SIOの現役の配電メンバー、および東京電気工事事務所、東京電気システム開発工事事務所のOB・OGの方々により、配電の発展に寄与することを目指して2012年2月に設立されました。発足が2月ということで「きさらぎ会」と命名。現在会員は350名とのことです。

「きさらぎ会」では、毎年2月に様々な方をお呼びする講演会、および懇親会を実施しています。今回、電気融雪器省エネチャレンジのご縁で、講演者として私にお声掛けいただいた次第です。

きさらぎ会講演風景1

広い会場は満席、オンライン参加の方もいらっしゃいました。

起業経験、AI開発秘話、失敗談などを交えて

JR東日本という日本を代表する鉄道会社の「鉄道電気の専門家集団」の皆様ということで、いったいどんなお話をしたら楽しんでいただけるか? お正月あたりからうんうんと頭を悩ませていました。

アドダイスはAIの会社ですので、AIのお話をしようというのは決まっていましたが、一般的なAIの解説だけでは、どこにでもある説明になってしまって面白くありません。

そこでスタートアップとしての私の経験や、AI開発の秘話や裏話、失敗談も交えようと思いつきました。私はアドダイスのCEOですが、同時に自らAIの研究開発を行うデータサイエンティストでもあります。両方の立場から生の体験をお話することで、単なるAIの話にとどまらない、血の通った楽しいストーリーができるのではないかと思ったのです。

サブタイトル

「ムーンショットチャレンジ」は私が好きな言葉。「はるか高みを目指そう」という意気込みです

スタートアップのイメージ

成功者?失敗者?「スタートアップ」と聞くとどんなイメージ?

具体的なエピソードとしては、アドダイスを創業して最初のAIである「養蜂業AI(Bee Sensing :現在販売休止中)」開発のとき、数万匹の蜂に追いかけられて刺されてアナフィラキシー症候群になってしまったことや…

きさらぎ会スライド48

予兆制御®のAI技術開発は、養蜂場をフィールドに実施

きさらぎ会スライド49

蜂の巣箱の蓋を閉じるとき、うっかり数匹の蜂をつぶして殺してしまったことから、蜂に追われ…

科学技術振興機構、JETROのプログラムに選出され、カリフォルニア大学バークレー校で、アクセラレータ「SkyDeck」に参加した時の様々なエピソードなど…

JST選出

研究認められ意気揚々と渡米

きさらぎ会スライド88

UCバークレーの「Skydeck」参加でカリフォルニアに2カ月滞在中、自分がボロボロになった話…

キャンピングカー

円安ゆえ米国での生活コストを抑えるため、キャンピングカーで自炊ライフ

また、AIの「深層学習」のしくみについては、かわいい孫のおやつの好みを学習、再学習するおじいちゃんを例に、ご説明しました。

きさらぎ会スライド26

孫のおやつの好みを、AIは神経のつながりの太さで学習する例

自律型AIでサステイナブルな社会を実現したい

上記のようなエピソードに交えて、私たちがAIでめざす世界についても、お話させていただきました。私たちの「自ら再学習し続ける自律型AI(SoLoMoN® Technology)」のはたらき、どのようにしてサステイナブルな社会を実現していくかなど、わかりやすくお伝えできたのではないかと思います。

自律型AI

建物、施設、装置、そして人も。自律型AIが横断的に見守り最適化し続けます

きさらぎ会スライド68

エネルギー使用量の最小化、人のWell-beingの最大化

また皆さんの関心が高かったのが、AIで見守る「こころの健康」に関する取り組みでした。電気SIO様でも、トライアル利用を始めていただいています。

講演終了後の懇親会で、心の疲れとは何か?、また疲れたきっかけを自覚すること、そして疲れの取り方を知ることの重要性について多くの方の関心が集まりました。

観光庁肝いりで実施した「熊川宿ウエルネスツーリズム」の取り組みついてもご紹介しました。

モノ消費からコト消費へ。価値観の変化

モノ消費からコト消費、トキ消費へ。価値観の変化

熊川宿での「癒し」の効果が実証された

熊川宿での「癒し」の効果が、アドダイスのAI「メンタルリスクスコア」で実証されました

⇒ウエルネスツーリズムについて詳しくは過去のブログ記事で!
<若狭の宿場町・熊川宿にて。ヘルスケアAIと共にウェルネスツーリズム体験!>
Day1・ Day2

あらたな気づきを得た貴重な体験でした!

講演はトータルで1時間半にも及び、途中ではお聞き苦しい点もあったかもしれませんが、皆さまとても集中して聞いてくださり、登壇冥利に尽きる素晴らしい経験をさせていただきました。

講演会終了後の質疑応答時間では、主に若手の方からAIについて、スタートアップについて、様々な質問を積極的にいただきました。また懇親会では、OB・OGの方から若い方まで幅広い年代の方とお話ができ、私にとって新たな視点、新たな気付きを多く得ることができた大変貴重な時間となりました。

きさらぎ会の皆様には、この場を借りて深く感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

きさらぎ会講演風景2

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