文部科学省後援・高校生即興型英語ディベート全国大会にて講演を行いました!
12/25(日)、一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会(略称:PDA)のご招待を受け、「文部科学省後援・PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2022」にて、講演をさせていただきました。
グローバル社会で貢献できる人材育成を目指して
「パーラメンタリーディベート」とは「即興型ディベート」という意味で、その場で与えられる論題に対し短時間で自分の意見をまとめ、公開の場で即興的に賛否の議論を戦わせる学習手法です。
PDAは、即興型英語ディベートの普及推進に尽力されている大阪公立大学 工学研究科 機械工学分野 准教授の中川智皓先生を中心に、2014年に設立されました。中川先生が代表理事を務められ、交流会や大会の開催、学校現場への普及活動、指導人材の育成等々、まさに休日返上で(今回のイベントも日曜日です)尽力されています。
私自身も、つい先月までJETROのスタートアップ向け海外展開支援プログラムで渡米しており(詳細はブログバックナンバーをご参照ください)、世界最高峰のアクセラレータ達の中で、様々なディベートの洗礼を受けてきたばかりです。
<ブログバックナンバー>ただいまSkyDeck参加中!Berkeley,California滞在
レポート1/レポート2/レポート3
未来を担う若者たちが、英語での発信力、論理的思考力、プレゼンテーションスキル、コミュニケーションスキルなどを身につける重要性は言うまでもなく、中川先生のご活動には心より敬意を表する次第であり、今回のお申し出は喜んで受けさせていただきました。
私が招待された大会では、高校生の皆さんがディベートを実践した
大企業に就職か?起業するか?を論題に
私が登場する前には、「Entrepreneurship should be pursued rather than employment at a big company(大企業での就職よりも、起業を目指すべきである)」という論題について、議論が行われていました。
これに対し私からは、「未知の知を探索するという学びの世界」もあるのだ、ということを若い皆さんにお伝えしたく、短い時間ですがアドダイスの取り組みと、スタートアップとしての意気込みをお話しさせていただきました。
講演後、高校生の方から「起業せず企業に就職することをどう思いますか?」と質問を受けました。それに対し、「大企業のほうが向いている人もいるので、全員が起業すればよいわけでは無いです。ただ、大企業に就職した場合も、起業して挑戦している人を応援してくれたら嬉しいです」とお答えしました。
大企業、スタートアップ、どちらに籍を置いていたとしても、社会に暗い影を落とす様々な問題や課題を解決したいという熱い想いを持って挑戦する、あるいは挑戦する人を応援する…そんな大人に、今の高校生の皆さんがなってくれたら嬉しいと思います。
参加後のアンケートでは、こんなお声をいただきました。
・本当におもしろかった、AIの技術がそこまで進化してるとは思わなかったし、実現の難しい国の目標の現状も知れて良かった。
・伊東先生のお話が特に夢があって良いと思いました。
・自分があまり知らない科学系の分野が多くて、自分からは進んで調べない内容だったので、新たな発見がたくさんあり、今の日本の現状も知れてよかったです。
・起業については個人的に興味もあるので今後の参考にさせていただきたいと思います。
ご清聴いただいた高校生の皆さん、ありがとうございました。
本大会は、コロナ前は東京大学を会場に開催されていたそうですが、いまはZoom開催です。リアルの対面こそありませんが、リモートなら地方の高校生も気軽に参加でき、全国の仲間と熱い議論を交わすことができます。
リモート大会の時は、開始前に全員が「エア握手」を交わし合い、こころの距離を縮めます。リモートは、働き方だけでなく学びにおいても距離のハンデを無くしていくのだなと思うと、彼らが担う未来に希望を感じます。参加させていただいたことに、あらためて深く感謝申し上げます。
大会の詳細は、PDAのサイトでご覧いただけます。
大会詳細(PDAのサイトへ)
※文中の写真はすべてイメージです。
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