週刊不動産経営・2025年7月21日号掲載 ― 特集「デジタルで省エネを加速する」快適性を維持向上しつつAIによる省エネ制御を実現・SEE GAUGE

2025年7月21日付の「週刊不動産経営」に、快適性を維持向上しつつAIによる省エネ制御を実現する、空調制御AI「SEE GAUGE」を掲載いただきました。
「週刊不動産経営」は、株式会社不動産経営ジャーナルが発行する不動産業界専門紙です。ご許可をいただき、記事全文を掲載させていただきます。
空調制御の自動化、省エネと快適性向上を両立したい方は
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特集「デジタルで省エネを加速する」ー 快適性を維持・向上しつつAIによる省エネ制御を実現
今まで人の勘に頼っていた空調制御の運用が、AIに置き換わりつつある。
アドダイス(東京都台東区)が、同社独自のAI特許技術に基づき提供するサービス「SEE GAUGE(シーゲージ)」は、既存の中央監視システムにAIを後付けすることで、空調を自動制御することができる。
従来の空調制御では、テナントから「寒い・暑い」などのクレームが入り、それを人が対応するという形が主流だった。中央監視室に常駐するスタッフが、長年の経験と勘で制御を担っていたが、「SEE GAUGE」はAIがその役割を担う。
温度・湿度、電流、電圧といった既存センサーのデータをAIが分析し、最適な空調制御を行う。気象データとも紐づけし、ゲリラ豪雨や季節外れの暑さなども勘案し、制御することが可能だ。
アドダイスのAIは、独自の技術により導入後も自律的に学習を重ね、一度導入するとどんどん賢くなるのが特徴。一般的なAIは導入時や再学習時にAI専門家の手が必要だが、普段通りに操作するだけでAIが自動学習するため、現在のメンバーで対応が可能。自動学習後、AIによる自動制御へと移行する。
既存のセンサー等をそのまま活用でき、工事不要。既存システムの種類も問わない。PCとブラウザがあればすぐに利用可能で、売り切り型ではなくサブスクリプション型のクラウドシステム。
導入実績は、現在は駅ビルなどの大型施設が中心。建物や設備の性能など条件により異なるが、年間8〜40%のエネルギー使用量削減、テナントからの空調に対する意見が80%減といった実績も出ている。取り入れた施設からは、「もう元には戻りたくありません」との喜びの声が聞かれる。
ユーザーはブラウザ上で「快適性」と「省エネ」のバランスをスライダーで調整するだけで、エリアごとの細かい設定が可能だ。「この区画は人が少ないから省エネ重視」「今日は暑いので快適性重視」など、感覚的な操作でAIに指示を出せる。
公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会が主催する「第19回日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)」で、アドダイスの提供するAIソリューション「AIによる省エネ制御~既存建造物の快適性を損なわずCO2削減~」が2024年12月、技術賞を授賞した。
代表取締役CEOの伊東大輔氏は、
「最近はファシリティとしての魅力を高めないと、ファシリティ間競争に勝てないという考え方が強くなってきています。商業施設では顧客の滞在時間が長くなるような快適な空間、オフィスでは快適で生産性が向上するような魅力的な場所でないと選ばれない。
単に省エネだけではない、快適さも重視した空調制御、あるいはサスティナブルな場を提供するというところに意識がいっています。
アドダイスは、持続可能な社会に貢献するAIを提供しています。テナントに選ばれる快適なファシリティ、持続可能な場を提供しようとしているファシリティマネージャーの方と、パートナーとして事例づくりをさらに広げていきたい。
日本のファシリティを良くしようとしている、方向性を同じくしている人達と一緒に、広げていきたいと考えています」
と今後の展望を語った。
ご協力:週刊不動産経営
SEE GAUGEが解決する課題
空調の快適性向上で建物の価値を向上し、人のWell-beingも向上!

エネルギー使用量を削減し、CO2削減、カーボンフリーを推進!

人手不足、人材育成、技術継承など、人に関する課題を解決

SEE GAUGEの特長
既存施設に後づけ導入OK!既設センサー、既存システムも活かせます

サブスクリプション型だからスムーズ導入

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SEE GAUGE 導入事例
日本初、既存施設へのAI後付け事例。空調制御の「職人技」をノーコードでAI化し、お客様ご意見を最大8割削減!

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