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COVID-19-ResQプロジェクト

新型コロナウィルスに立ち向かう!COVID-19-ResQプロジェクト

「COVID-19-ResQ(コヴィッドナインティーン・レスキュー)プロジェクト」は、現在、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)に対し、「AIでセンサーデータを解析する弊社が培ってきた最先端の情報テクノロジーで、ひとりでも多くの方のいのちを救いたい!」という社会的使命を抱き、賛同する有志らと共にスタートしました。

COVID-19 ResQプロジェクトは、不調をキャッチする仕組みを提供する ①ヘルスケアAI(一般向け)と、医療判断支援を行う ②トリアージAI(医療向け)の開発・普及・啓蒙を目指します。

2021年5月開催ウェビナー【COVID-19-ResQプロジェクト進捗最新レポート】テクノロジーの力で医療崩壊を回避し、いのちを救うAIスタートアップの取り組みをご紹介します!(38分)

1.2つのソリューションで新型コロナウィルスに立ち向かう!

1)ヘルスケアAI(一般向け)

ヘルスケアAI新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない今、医療従事者の方々は日々懸命に立ち向かっておられます。そして私たちは、マスク、手洗い、三密回避といった新しい生活様式を取り入れ、個人個人が努力を続けている状態です。

これに加えご提案したいのが「不調なら、休める社会」という考え方です。マスクと同じようにResQ Bandを常に身につけ、皮膚温、心拍数、血中酸素濃度、呼吸数などのバイタルデータを常時測定します。

そして専用スマホアプリ(ResQ Live)でバイタルデータを見える化。もし不調を感じたら外出を控え家にいる。心配なら医療機関に相談する…この行動を多くの人が習慣化することで市中感染を抑制し、感染拡大に歯止めをかけることができると考え、普及活動に取り組んでいます。
ヘルスケアAI詳細

(2)トリアージAI(医療機関向け)

トリアージAI新型コロナウイルスは、患者の約半数は無症状であり、感染有無の判断のひとつとなるPCR検査についても、検査数の約3割は、明らかに陽性と推測される症状があっても陽性として検出できない確率であることが知られています。

加えて、一見、無症状または軽症でも、実は病状が進行していて急変するリスクもあり、病状を適切に見極めた適切な治療を行わないと死亡、重篤な状況を脱したとしても後遺症リスクが高いことが判明しています。

そのため、新型コロナウイルスであること自体の診断、病状の正確な診断は、新しい感染症ということもあり、医師にとって極めて難しいものと言わざるを得ない状況です。

新型コロナウイルスの知見は、医療従事者の間で十分に共有されている状況とは言い難く、医師自身や所属医療機関が経験した症例数、症例数そのものの地域差などもあって、他疾病と比較し、主観的に判断されている部分が大きく、病状診断に差異が生じてしまっていることが実態です。

感染拡大の局面では、医療資源(病床、医療スタッフや医薬品等)が制約される中、⼀⼈でも多くの患者に対して最善の治療を⾏うべく、緊急度や急変リスクを織り込んだ上で、適切な医療施設に搬送し、治療の優先順位を決める「トリアージ」が極めて重要となります。

新型コロナの重症度・重症化リスクを解析するトリアージAI診断支援ソリューションは、年齢、性別、バイタルサインに加え、急変リスク要因と言われる喫煙歴、基礎疾患、CT画像など、医師が診察で得た情報を入力・蓄積し、わたしたちが産業界や医療業界で培ってきた画像診断と関連情報を総合的に診断する自律型人工知能でリアルタイムにこのリスクを解析、客観的に点数化しResQスコアとしてリスクを数値化することで、適切な診断支援を可能とすることを目標にした診断プラットフォームです。

※トリアージAIは、医療機器に該当するため承認を目指し臨床研究を準備しています。

トリアージAI詳細

2.産・官・学、三位一体の共同研究

新型コロナウィルスの感染拡大以前の、2017年、私たちが開発した「画像診断AI」が、半導体製造の外観検査等で高い評価を受け、大手企業で導入が進んでいました。そしてこの画像診断技術を、医療面でも活かせないかと考えました。「AIによるがんの画像診断」です。この共同研究が、新型コロナウィルスの感染拡大しはじめた2020年春、COVID-19-ResQプロジェクト発足の母体となりました。

その後、COVID-19-ResQプロジェクトには、趣旨に賛同いただいた大学、研究機関、医療機関、企業から続々と参画があり、現在も連携を取りながら研究開発、実用化に向けて取り組んでいます。

医師の監修のもとに開発

COVID-19-ResQプロジェクトは、ライフスタイル医学、加齢研究、未病分野にお詳しい東京大学医科学研究所の大田泰徳医師に医療ナビゲーターとして監修をいただいています。

大田泰徳医師 ■東京大学医学部准教授 ■東京大学医科学研究所 病理診断科科長

3.クラウドファンディングでたくさんのご支援をいただきました!

2020年12月25日から一か月間、READYFORにて、COVID-19-ResQプロジェクトのクラウドファンディングを実施しました。当初目標の「300万円」を大きく上回り、5,266,000万円を達成。総勢175名もの皆様のご支援をいただきました。

READYFORクラウドファンディング「新型コロナ:AI/IoTのテクノロジーで医療現場の課題解決へ!」
クラウドファンディングにご支援いただいた皆様のご芳名


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上記動画の「文字起こし版」もございます。こちら(ICCサイトが開きます)