企業理念
philosophy

AIで感動を伝える。
アドダイスは、独自技術「SoLoMoN®テクノロジー」によりAIのコアプラットフォームを開発、それを基盤とする「予兆制御AI」から、ソリューションをパッケージ化し、顧客に提供する事業を推進する企業です。
私たちはSoLoMoNテクノロジーで様々な社会課題を解決し、「こんなAIがある時代に生まれて良かった」、という感動をお届けできるよう、頑張っています。
CONTENTS
1.SoLoMoN Technology
2.予兆制御AI
3.ソリューション
4.AIで感動を伝える
1.SoLoMoN® Technology

SoLoMoNR Technology(特許第6302954号)
SoLoMoNテクノロジーは、アドダイス独自のAIコアプラットフォーム技術です。
2015年、現場の匠たちが「勘と経験」で行ってきた状態管理のAI化を図るべく、そして真に現場で使えるAIを生み出すべく、私たちの独自技術を「SoLoMoNテクノロジー」名づけ、世に送り出しました。
「SoLoMoN」とは、以下の頭文字をとったものです。
Social | 人と人、人とモノのかかわりとをつなぐ情報 |
Location | 位置情報 |
Mobile & Module | センサーとモバイルから得られる情報 |
Network | すべてをネットワークで連携させることで、AIが自律神経のように見守り整えることを可能にする技術体系 |

SoLoMoN Technology
ソロモンとは、旧約聖書で「知恵」の象徴として登場し、言葉を持たない動物たちとも対話できたという「ソロモン王」にも、なぞらえたネーミングで、「言葉にならない兆しをとらえる」という、私たちのAI技術のオマージュです。
人間の可能性は、無限。でも、与えられている時間は有限。
わずらわしい反復行動・判断から人を解放し、人工生命時代ならではの「声なき声」をAIで聞き分けて、人の暮らしを見守り整える。
そして、多様な可能性を提示して、面白い世界線につながる創造的な暮らしを実現する。
SoLoMoNのAIがある時代に生きているからこそ可能になる安心安全で豊かな生活の感動を届け、アドダイスは、SoLoMoNテクノロジーに立脚するAIで、より良い社会の実現を目指します。
2.予兆制御🄬AI
SoLoMoNテクノロジーに基づくAIを、私たちは「予兆制御AI」と名付けました。
予兆制御AIとは、AIによる自律型の環境管理技術です。
- バックグラウンドで24時間稼働し、対象を常時見守り続けます。
Iotデータから潜在的リスクの予兆を捉え、可視化し、警告を発し、最適な制御を行います。 - 見守る対象は、人や生物、建物、施設、機械、設備、環境など様々です。
- 人の勘や経験に基づく状況判断・状態管理を、AI専門家(データサイエンティスト)なしにAI学習することができます。
- 環境や条件変化に対して、AIが自ら再学習しアップデートします。その際に稼働を止めることはありません。
- 縦割りのシステムを横断してデータを統合でき、複雑な環境でも導入可能です。
いまAIと言えば、誰もがまず「生成AI」を思いつきます。生成AIは、すでに言葉や画像など形になったものから、新たなものを生成するAIです。
予兆制御AIは、生成AIとはまったく異なります。まだ言葉や形になる「前」の、曖昧な状態の中に潜むリスクの兆し(リスクの芽)を検知し、可視化して知らせ、最適であるよう対象を制御するAIです。

生成AIと予兆制御AIの違い
それはまるで、人間の自律神経に似た働きです。自律神経は内臓活動などを正常に保つために、見守り、調整し、異常の芽を見つけると警告を発します。止まることなく24時間働き、自律神経のおかげで、人間は生命と健康を保つことができます。
この例えから、私たちは予兆制御AIを「自律型AI」と呼んでいます。自律神経のように働くAI、という意味です。
アドダイスは予兆制御AIにより、ファシリティマネジメント、製造、鉄道など産業分野、また人のこころと身体の健康を見守るヘルスケア分野で実績をあげています。
3.ソリューション
予兆制御AIは、以下のAIソリューションとしてご提供しています。
いずれも導入しやすいSaaS方式です。
- 環境・産業分野(SEE GAUGE)
- 空調制御:快適性向上と省エネを両立
- 予兆保全:半導体製造工場における安定的生産
- ヘルスケア分野(ResQ AI)
- 眠気予測による旅客、物流業界における安全運行管理
- こころの状態を可視化しメンタルケアに活用
- 熱中症対策をはじめ現場作業員の健康管理
4.AIで感動を伝える
現代のライフスタイルは、快適さや便利さの代償として、人や地球環境に負荷をかけ続けてきました。
資源の浪費、エネルギーの過剰消費、人の心身の限界までの稼働…人も環境も、持続可能性の危機に瀕しています。
人類が築いてきた多くの管理システム…それは、トラブルが起きてから緊急停止する「後手」の仕組みです。人もまた自身の極限まで気づくことができず、あるいは我慢し、いつか限界を迎え倒れる、という構造に似ています。
全体を見守る仕組みが、不足しています。あらゆる分野で専門分化が進み、縦割り構造となり、ブラックボックス化しています。全体を見わたし、勘と経験を働かせ最適な判断をくだせるのは匠の技、人しか持ちえない勘と経験だけですが、人材はいま深刻に不足しています。
私たちのAIは、この難題を解決します。「予兆制御AI」は、人間のように環境の変化を感じ取り、機械も人も壊れる「前」に、兆しの段階で対処することを可能にします。
縦割りでブラックボックス化した既存のシステムでも、AIが人のように使いこなせることで、最適な制御が可能になります。
さらに、AIを扱える専門家(データサイエンティスト)を雇うことなく、現在の現場スタッフが誰でもAIモデルを更新・改善できるのが私たちの技術の特長です。
私たちは、人も機械も、あらゆる対象を見守り、潜在的リスクを早期に知らせ、最適に制御する予兆制御AIを、社会のあらゆる場面に届けたいと考えています。
AIで、人が本来の力を取り戻すとき、そこには確かに、感動があります。
それが、私たちアドダイスの理念──「AIで感動を伝える」なのです。
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