佐賀県:匠の技をAIに伝承させる 画像検査AI「HORUS AI(ホルス エーアイ)」の活用セミナー
令和元年7月23日 佐賀県から依頼をいただき『巧みの技をAIに伝承させる』研修会で講演いたしました。
工場の多い九州地方では目視検査・画像検査専用AI「HORUS AI」への関心が大変高く、長時間に渡る勉強会にみなさん熱心に取り組まれている様子が印象的でした。
本セミナーは (公財)佐賀県地域産業支援センター の「中小企業塾」のセミナーです。
7月はスマート化センター共催となっております。
開催目的
近年、少子高齢化や人手不足といった問題があるなか、製造業では技術力の先細りが懸念されています。
その中でも、ベテランからの技能継承が課題となっており、伝承についてはマニュアル化等が行われていますが、最近では AI によって職人的な技術、思考をデータ化しようとする動きが出ています。
本セミナーでは、ベテラン目視検査員の経験や技術を深層学習することができる『HORUS AI』により、 目視検査に必要な検査員の数を最小限に維持することが可能となり、検品ラインを省人化させ、目視検査における人手不足解消を実現した事例等を紹介する内容となっております。
HORUS AI (ホルスエーアイ) とは
●検査画像をユーザー自身が人工知能(AI)を使って学習させる事により、技能の継承、検査品質 向上、検査品質の均一化、検査コストの削減を実現できます。(人が判断できることは AI が判断できる、システムを単純化できる)
●従来の画像検査 AI は、検査員の「長年のカンと経験」から生まれる高度な技術をシステム化する ことが困難でしたが、HORUS AI は深層学習技術等を利用してるため、プログラムレスで AI が自ら 学習を行い目視検査の精度をより高めることが可能となっています。
イベント情報
日時 | 2019年 7月 23日(火) 13:30 ~ 15:30 |
場所 | (公財)佐賀県地域産業支援センター 2F 研修室(佐賀市鍋島町八戸溝 114) |
講師 | 株式会社アドダイス 代表取締役 伊東 大輔 |
定員 | 20名程度 (製造業及び AIに興味がある方) |
セミナー内容 | 13:30 挨拶 13:35 深層学習 AI(レベル 4)技術について (人の代わりに AI が判断を実施し、システム を単純化できる等) 14:30 HORUS AI の基礎知識、事例紹介等 15:30 終了 |
参加費 | 無料 |