【大盛況御礼】開催報告:交通心理士による「AIと客観的指標を活用した運転安全対策セミナー」
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2025年1月31日、「AIと客観的指標を活用した運転安全対策セミナー」を開催しました。
「眠気が重大な事故などにつながる業種・職種の方へ」と銘打った本セミナー。当日は、会場およびオンライン参加の方あわせて60名を超える皆様にご参加・ご視聴いただき、大盛況となりました。
ご参加の皆様の業種・職種も、バス、タクシー、トラックなど運輸・運送業の方はもちろん、メーカー、システム開発、金融、大学、学生の方など多岐にわたり、関心の高さが伺えました。
講演1: 疲労起因事故対策への提案 交通心理士 岡本秀郎先生
岡本秀郎先生は、日本交通心理学学会認定の交通心理士として、また睡眠改善インストラクターとして、長年、ドライバーの疲労管理と対策に取り組んで来られた方です。
ご自身の経験と数多くの知見に基づき、事故予防のためにドライバーの心身の疲労を自己申告と点呼だけで判断するのは難しい、より客観的に評価する必要があるとの観点から、お話をいただきました。
ドライバーの疲労とは何か、なぜ疲労が起こるのか、それはどのような状態なのかなどを、統計データなどに基づき詳しくお話いただいた後、疲労の軽減方法、回復方法、数々の疲労起因事故対策などをご紹介いただきました。
健康起因事故を引き起こす一因である「疲労」を軽減するには、やはり睡眠が重要とのことで、睡眠と疲労の関係についてもお話がありました。
会場の皆様に、皆さんの睡眠時間は「6時間未満」「6~8時間」「8時間以上」のうちどれですか?と問われ、「6時間未満」の方については、「6時間未満の睡眠を11日間くり返すと、徹夜明けの翌日と同レベルの疲労が残った状態になります」とのことで、会場がどよめく場面もありました。
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会場は、JR山手線「高輪ゲートウェイ」駅近くのJRスタートアップステーションをお借りしました。
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岡本秀郎先生
豊富な資料とわかりやすいお話で、大変充実したお話をいただくことができた1時間でした。
講演2:眠気と安全運行管理におけるAI活用 株式会社アドダイス 代表取締役CEO 伊東大輔
岡本先生のご講演の後、疲労をAIで可視化する「眠気スコア」について、弊社代表取締役CEO・伊東大輔よりご紹介しました。
ドライバーひとり一人の「30分後までの眠気」をAIで可視化し、安全運行管理にお役立ていただけること、どのような仕組みで眠気を予測しているかなどについて、お話させていただきました。
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眠気スコアによる眠気検知と活用のイメージ
眠気スコア・トライアル企業募集中!
ドライバーの眠気対策に。ただいまこの「眠気スコア」をお試しいただく企業様を募集中です。
バス、タクシー、トラック、航空、船舶等の運輸・運送業、倉庫業など、また眠気が重大な事故などにつながる職種の方に。ぜひ一度お試しください!