人工生命時代のAI基盤をつくる ~ソロモン・テクノロジー

JEITA(一般社団法人・電子情報技術産業協会)ピッチイベントより再録

JEITA(一般社団法人・電子情報技術産業協会)は、電機、電子、IT、エレクトロニクスなど幅広い専門分野の企業が集う大規模な業界団体です。Society 5.0の実現、社会のDX推進、カーボンニュートラルをはじめとする社会課題の解決などに、企業の枠を超え、また政府・関係機関と連携して取り組んでいます。

JEITAでは、スタートアップ支援の観点から、大手企業とスタートアップの橋渡しを行う会員制マッチングサイトを運営、大企業から中小まで多岐にわたる企業が参画しています。 こちらのマッチングサイトにて、2022年1/25(火)、ベンチャー企業の中から”AIソリューションを技術の核とする企業”が登壇者とするピッチベントが開催されました。

アドダイスも当該企業として登壇の機会をいただき、当社代表取締役CEO・伊東大輔が講演を行いました。講演の様子を、動画と文字起こし版でお届けします。ぜひご覧ください!

人工生命時代のAI基盤をつくる ~ソロモン・テクノロジー

CONTENTS
1.アドダイスのご紹介
2.アドダイスのAIの特長と実績
3.クラスター対策ソリューション「ResQ AI」
4.「不調なら、休める社会に」を新しい常識に
5.ライフスタイル医学AIでヘルスケアに革命を

1.アドダイスのご紹介


アドダイスは『人工生命時代のAIプラットフォームづくり』に取組んでいるAIスタートアップです。


私はCEOの伊東です。MITのリサーチャー、東大の医療研究者などが集まっている会社です。


やっていることをざっくり言うと、私たちは、特許技術SoLoMoNテクノロジーを使い、ゲージのツマミでAIを見える化しています。


アカウント発行後ログインをすれば、すぐAIを利用し、DXをスタートできるので、導入実績がぞくぞくと増えています。


スマートフォンを活用して、荷受け作業も、警備・施設管理も、健康管理も、入退出管理も、社員管理でもAIを活用したDXを実現できます。


検査、制御などの装置に後付けできるので、中央監視が必要なあらゆる業務をAI化できます。


旭化成グループの検査工程でも、画像解析のHORUS AIが導入されました。


AIで産業構造を塗り替えるAIサプライチェーン構想を提唱し、鉄道での監視や、施設の制御でも利用されています。


横浜の相鉄ジョイナスでも稼働しています。

2.アドダイスのAIの特長と実績


技術的な特徴を具体的に言うと、特許技術を使いゲージのツマミ、このスライダーで、AIの判断過程を見える化し、自分好みの許容範囲にAIを躾ける技術が特徴です。
ユーザーはゲージで指示するだけでAIをチューニングできます。AIをブラックボックスにしない。誰でも扱えるAIの普及に取り組んできました。


1枚しか見本が無い場合も90%を超える精度を実現しています。


データが数点しか無くても、アドダイスの特許技術による再学習で、95%以上の精度という目標を達成しています。
AIがどのように判断したのかも可視化できるので、現場で運用が可能になります。

3.クラスター対策ソリューション「ResQ AI」


新型コロナを機に、医療とAIの知見を活かし最新テクノロジーで対抗し、命を守り、社会を守るためにCOVID-19-ResQプロジェクトを立ち上げました。


その成果として、企業や団体がクラスタ対策に取り組める、腕時計型ウェアラブルIoTを活用したクラスター対策ソリューションを開発しました。


日経新聞でも特集記事で大きく取りあげられました。


『IPOのタマゴ』で期待のデジタルヘルスケアとしてご紹介いただきました。


どのようなものかと言いますと、腕時計型ウェアラブルIoTのResQ Bandを装着し、スマホとペアリングします。


クラウドAIで見守りたい人達のデータを集中管理します。


今まで個人任せだった健康管理を組織が積極的に受け持ち、皆で見守ることが重要です。装着者の健康データを関わりのある機関と共有し、アラートは関係者に自動で通知します。


クラスター対策で必要な項目:皮膚温・血中酸素濃度・呼吸数、未病対策に有効な心臓活動強度・心拍数・睡眠時間・歩数のデータを収集できます。


ただ、まだ壁があります。
ウェアラブルIoTは、古典的な医療機器とは測定箇所が異なります。信頼性と精度の問題は避けて通れません。


アドダイスはこの課題に唯一、正面から取り組み、臨床研究チームと共にAIでの対策を講じています。


具体的には、個人差やノイズをAIでキャリブレーションする技術を発明し、特許を出願しています。IoT側は換えなくても、クラウドAIの進化で性能が上がっていく技術です。


このような不調を見守る健康管理をウェアラブルとAIで実現し、進化し続けるヘルスケアサービス、それがResQ AIです。


国内の実証実験は25箇所に達し、海外でも利用が始まりました。


IoTによる単純なデータ共有だけでなく、AIがリスクを予測します。


東京大学医科学研究所診断科科長の大田准教授が、医療面を監修しています。


利用事例のご紹介です。愛媛県久万高原町の町立病院では発熱外来の対策として、住民を見守る実証実験にご利用いただいています。


世界でも注目され、米州開発銀行シルバーチャレンジでも採択されました。地域医療に貢献出来ると高く評価され、リモートヘルスケアでは世界で唯一の採択です。


手首ではなく、足首に装着してご利用いただいているケースもあります。


海外でも利用が始まっています。

4.「不調なら、休める社会に」を新しい常識に


新しい考え方を常識にしたいと考えています。「不調なら休める」社会に、という考え方です。


なぜ、その考え方が大事なのかと言いますと、
(理由1)個人が無理した結果、⇒クラスターが発生し⇒生産性が落ち⇒社会のコスト増になるからです。


良かれと思って無理したことがアダになって、かえって大きなコストが発生してしまいます。


個人任せで野放しにせず、自己責任として突き放さず、本人が気付いていなくても周りが仲間の不調に気付きお互いに見守り合う必要があります。


(理由2)体調不良者がいることを必要な関係者に観える化すれば、懲罰的な営業停止を避けることができます。


2022年、健康データをコミュニティで共有し、仲間を見守り合う。不調に気付いてもらえる仕組みを1年掛けて普及を進め、2年後には「不調なら、休める」を新しい常識にしたい、と考えています。

5.ライフスタイル医学AIでヘルスケアに革命を


もう1つお伝えしたいことがあります。
目の前の感染制御に加えて、それ以外の文脈で昔から考えて来たことについてもお話しさせて下さい。
私たちは、人を単調な労働から開放し、健康を謳歌できるようにしたいと考え、産業向けにAIサプライチェーンを、


ヘルスケア向けにライフスタイル医学AIを提唱しています。
病気になる手前の「未病対策」と個別化ケアを、AIを活用したデジタルヘルスケアで実現する。それがライフスタイル医学AIです。


日本の医療費は高齢化で膨らみ続けています。2025年の医療費は幾らだと思いますか? 54兆円です。
わたしたちは、ライフスタイル医学AIで医療にデスラプションを仕掛け、


医師と薬で2000年以上変わらなかったヘルスケアに革命を起こします。


いったん、大病を患ってしまうと、完全に健康に戻るのは難しいです。
未病の段階で、健康に引き返せるように、AIが不調のアラートを出し早めに手が打てるよう行動変容します。


リスクを観える化し予兆制御する技術を活かし、デジタル化、個別化された予防中心のライフスタイル医学AIサービスを提供します。


病気になる前の未病の状態で引き返せるように、装着者が自分では気付いていない不調も、AIが代わりに見守り、前もって気付く仕組みの普及に取組んでいます。


以前から取組んできた、がん診断支援に加え、これから、精神疾患、認知症、心疾患にカバー範囲を広げていきます。
2023年には鬱病と認知症といった精神疾患にも、そして2024年に心疾患へとカバー範囲を広げて行きます。


最後になりました。

これから、世の中のありとあらゆるところにセンサーが張り巡らされていきます。
その時には、人間の自律神経と同じように、裏方として人間社会を支える自律型AIが必要です。

クラスター対策と産業DXを進めるために、アドダイスのAIをご活用下さい!安心安全な人工生命時代を実現します。
ご清聴ありがとうございました。

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